大型置き時計と柱時計には共通している部分があり、外観は品質の高い木材で作られている他に、振り子式を採用していること、ガラス窓が取り付けられていることも共通しています。
雰囲気や鳴る音にも似ている要素が含まれているものですが、大きな違いは誰でも簡単に理解することができます。柱時計というタイプは名称通りに柱に掛けて使うことを前提にしており、時刻が見やすい高い位置に取付けを行うことが一般的です。大型置き時計の場合では、大型という言葉を使っている通り、150cmを超えるサイズの時計も販売されています。このタイプは柱の上に固定をする方法ではなく、床面に置いて使うことに通常は限定されているので、似ている要素がありながらも取り付け位置や取り付け方法に違いがあります。大型置き時計でも柱式と同様に柱や壁側に対して倒壊しないように留め具を使うことは必要なので、耐震性を重視しながら設置をしなければならない点も大きな違いではないでしょうか。
玄関や応接室等に、大型置き時計の振り子時計を置かれているご家庭も多いことでしょう。1970年代から80年代にかけて国内でブームとなり、日本経済の豊かさを象徴するアイテムになったものです。
昨今ではミニマニストと言われる質素な生活が着目されるようになり、高級な調度品は敬遠されるようになりました。家に大型置き時計があるけど、古物商で買い取ってもらえないかとお考えの方は、まず一番に気になるのが買取相場でしょう。古物商では1970年代ごろに生産された振り子時計の買取りを、約20万円でなされています。この金額は大型置き時計の中でも非常に高く、それだけ値打ちものと呼べるアイテムというわけです。その理由は完全な手作業による生産だったからであり、今でもコレクターの間では根強い人気もあります。手放すことをお考ええあれば、ゴミで捨てるよりも古物商に依頼をして買い取ってもらうのが良い方法です。お金も手に入るので賢い行動と呼べます。